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サードパーティストアの支払いを設定

nowSDKは、paymentsモジュールを使用してnow.gg対応ストアおよびサードパーティストアでの支払いをサポートします。本書では、サードパーティストアの支払いを設定するために必要な手順を説明します。

前提条件

サードパーティストアの支払いを有効にするには、次の要件を満たす必要があります：

重要なお知らせ

  • サードパーティストア決済は消費型商品のみをサポートしています。現時点ではサブスクリプション商品はサポートされていません。

1. 対応ストア

現在サポートされているストアは以下の通りです:

  • now.gg搭載ストア
    • クラウドストア
    • BlueStacksストア
  • サードパーティストア
    • Samsung Galaxyストア
    • Xiaomi GetApps
    • ONE Store
    • Amazon Appstore
    • Huawei AppGallery（近日対応予定）

2. ビルド構成

nowSDKのペイメントモジュールを統合したら、最終APKを提出する前に、下記の変更が適用されていることを確認してください。

2.1 build.gradleへの依存関係追加

以下の依存関係をモジュール/アプリレベルのbuild.gradleに追加してください:

注意：ネイティブ Android アプリにのみ必要です。

<!-- Xiaomi GetApps -->
 implementation "com.xiaomi.billingclient:billing:1.1.3"

<!-- ONE Store -->
 implementation "com.onestorecorp.sdk:sdk-iap:21.01.00"

2.2 リポジトリの追加/更新

ルートレベルのbuild.gradleまたはsettings.gradleに、以下のリポジトリを含めてください:

 <!-- ONE Store -->
  pluginManagement {
     repositories {
         google {
             content {
                 includeGroupByRegex("com\\.android.*")
                 includeGroupByRegex("com\\.google.*")
                 includeGroupByRegex("androidx.*")
             }
         }
         maven { url "https://jitpack.io" }
         maven { url = uri("https://repo.onestore.net/repository/onestore-sdk-public") }
         mavenCentral()
         gradlePluginPortal()
     }
 }
 dependencyResolutionManagement {
     repositoriesMode.set(RepositoriesMode.FAIL_ON_PROJECT_REPOS)
     repositories {
         google()
         mavenCentral()
         maven { url "https://jitpack.io" }
         maven { url = uri("https://repo.onestore.net/repository/onestore-sdk-public") }
     }
 }

2.3 AndroidManifest.xmlの更新

アプリのAndroidManifest.xml内に以下を追加してください:

<!-- Samsung Galaxy Store -->
 <uses-permission android:name="com.samsung.android.iap.permission.BILLING"/>
 <uses-permission android:name="android.permission.INTERNET"/>

 <!-- ONE Store -->
 <queries>
   <intent>
     <action android:name="com.onestore.ipc.iap.IapService.ACTION" />
   </intent>
   <intent>
     <action android:name="android.intent.action.VIEW" />
     <data android:scheme="onestore" />
   </intent>
 </queries>

 <!-- Amazon Appstore -->
 <queries>
   <package android:name="com.amazon.sdktestclient" />
   <package android:name="com.amazon.venezia" />
 </queries>

2.4 Samsungライブラリの追加

注意：Samsung Galaxy Store 用の ネイティブ Android アプリ にのみ必要です。

手順:

  1. nowSDKパッケージの/Modules/Paymentsディレクトリからsamsung_iap-release.aarファイルを探してください。
  2. 提供された.aarをプロジェクトのlibsディレクトリに追加してください。

2.5 ProGuardルールの追加（ProGuard/R8を使用している場合のみ）

アプリでProGuard/R8を有効にしている場合は、以下のルールをProGuard設定に追加してください:

重要

  • アプリでProGuard/R8を有効にしている場合のみ必要です。
 <!-- ONE Store -->
  -keep class com.gaa.sdk.base.** { *; }
  -keep class com.gaa.sdk.auth.** { *; }
  -keep class com.gaa.sdk.iap.** { *; }
  -keep class com.onestore.extern.licensing.** { *; }

3. 追加要件

以下はストア固有の追加要件です。

3.1 Xiaomi GetApps

3.1.1 署名済み空APK

Xiaomiは初回提出時に、アプリの署名証明書を検証するため署名済みの空APKを必要とします。この手順は署名不一致を防ぎ、今後のアップデートの整合性と信頼性を確保します。

手順：

1. 空APKをダウンロード

2. keystoreで生成・署名：

keytool -genkey -v -keystore <your-release-key.keystore> -alias <your-key-alias> -keyalg RSA -keysize 2048 -validity 10000

 apksigner sign --ks <your-release-key.keystore> --ks-key-alias <your-key-alias> <downloaded-empty-apk.apk>

3. 署名済みAPKをdev-support@now.gg宛にXiaomi – Signed Empty APKの件名でメール送信します。

重要な情報

  • アプリを Google Play に公開する場合、同じキーストアを使用してビルド署名することを推奨します。
  • Android SDK のインストールディレクトリ内の build-tools フォルダに apksigner ツールがあります。例：<Android SDK path>/build-tools/35.0.0/apksigner

3.1.2 _mitestバージョン名付きAPK

Xiaomiは初回提出時、APKバージョン名に_mitestサフィックスが含まれるビルドを要求します。これはXiaomi GetAppsストアでのIAPテストのための一度きりの要件です。
注意：

  • この要件は初回提出時のみで、以降のアップデートには不要です。
  • パッケージ名の変更は不要です。

手順：

1. バージョン名の設定: APKバージョン名に_mitestを追加します（例：1.0.0_mitest）。
2. ビルドと署名: 更新したバージョン名でAPKを作成し、通常通り署名します。
3. APKをメール送信 dev-support@now.gg宛にXiaomi – _mitest versionの件名で送信します。

3.2 ONE Store – グローバル配信の有効化

アプリをグローバル（韓国外）で配信する場合、ONE Storeでは署名済みoutput.zipが必要です。このファイルには暗号化されたアプリ署名キーが含まれており、ONE Storeがアプリの署名を安全に管理し、グローバル配信時に信頼性を確認できるようになります。

ワークフロー

  • アプリ専用の暗号化キーを提供しますので、それを使用して秘密鍵をエクスポート・暗号化しoutput.zipを生成してください。

手順:

1. PEPKツールをダウンロード（Googleよりまたはミラー）

2. output.zipを生成:

java -jar pepk.jar --keystore=<your-keystore-file.keystore> --alias=<your-alias> --output=output.zip --include-cert --encryptionkey=<your-encryption-key>

3. output.zipをdev-support@now.ggに「ONE Store – output.zip」という件名で送付してください。

注意: PEPKツールはGoogleが開発・提供しています。アプリ署名キーの安全な暗号化を目的としており、正当な表記なく改変・再配布しないでください。

3.3 Amazon Appstore – PEMファイル

Amazon Appstoreでは、アプリの公開鍵を含むPEMファイルが必要です。これにより、アプリ内購入の安全な通信と購入検証が可能となり、不正防止や取引の安全性が向上します。

手順:

  • dev-support@now.ggへ連絡し、アプリのPEMファイルを取得してください。
  • それをapp/src/main/assets（ネイティブAndroid）またはAssets/StreamingAssets（Unity）に配置してください。
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