Unity の now.gg イベント モジュールを使用すると、開発者は埋め込みゲームが実行されている Web サイトにアプリからコマンド/イベントを送信することで、now.gg クラウド上のアプリを簡単に制御できます。
下記手順でnow.ggイベントモジュールを実装します。
now.ggイベントモジュールは Unityパッケージファイル- nowgg-events.unitypackage
として含まれています。
プラグインをUnityプロジェクトに追加
nowgg-events.unitypackage
ファイルを選択.now.gg イベントモジュールがインポートされると、コマンドとイベントをAndroidアプリやゲームに送信できるようになります。
実装の参考として、コマンドとイベントのサンプルをいくつか用意しました。
下記に示すようにNowGGEventsSdkManager
クラスをイベントをトリガーするために使用することができます。
NowGGEventsSDKManager
クラスのOpenURL
関数を呼ぶと、下記のように指定された URL を新しいブラウザウィンドウで開くことができます。
string url = "https://example.com"; NowGGEventsSdkManager.Instance.OpenURL(url);
参照 – OpenURL()に関連する追加情報は、「参考資料」セクションにあります。
必要なパラメータと共にNowGGEventsSDKManager
クラスのSendEventToBrowser
関数を呼び出すことで、イベントとデータを HTML ページに送信し、そこで処理することができます。
string eventName = "test-event"; string eventData = "test-data"; NowGGEventsSdkManager.Instance.SendEventToBrowser(eventName, eventData);
参照 – SendEventToBrowser()に関連する追加情報は、「参考資料」セクションにあります。
データがHTMLに送信されたら、下記のように、そこでデータを処理することができます。
const eventCallbackFunction = (event) => { console.log(event.eventName); // event1 console.log(event.eventData); // eventData1 // Perform event-based handling here };
now.gg Embed ModuleのsendEventToApp
関数を、必要な引数と共に呼び出すことで、Androidアプリにイベントやデータを送信し、それを処理することができます。
sendEventToApp
は、カスタムイベントと関連するデータをnow.gg Embed ModuleのNowIfp
インターフェイスを使用してアプリに送信します。以下の例をご覧ください:
const sendEventToApp = () => { const eventName = 'CustomEvent'; const eventData = JSON.stringify({ sample: 'case' }); NowIfp.sendEventToApp(eventName, eventData); };
Androidアプリにデータが送信された後、次の手順を実装して処理できます:
受信イベントを処理するには、コールバック関数を定義し、それをNowGGEventsSdkManager
に登録します。これにより、イベントが発生したときにアプリが対応できるようになります。
// イベントリスナーの登録 NowGGEventsSdkManager.Instance.OnEventReceivedFromBrowser += OnEventReceived; // イベントシステムの初期化 NowGGEventsSdkManager.Instance.InitializeEvents(); // 受信イベントを処理するためのコールバック関数を定義 private void OnEventReceived(String eventName, String eventData) { // eventNameとeventDataに基づいてアクションを実行 }
親アクティビティを破棄する際には、メモリリークや不要なコールバックを防ぐためにイベントリスナーを解放することが重要です。これは通常、アプリのOnDestroy()
メソッドで行います。
NowGGEventsSdkManager.Instance.DestroyEventsReceiver();
注意: DestroyEventsReceiver
メソッドはリスナーを登録解除し、関連リソースを解放します。
HTMLページからAndroidアプリに送信されたアプリ起動データを取得するには、以下の2つの方法があります。
下記のようにNowGGEventsSdkManager
クラスの GetAppLaunchDataDictionary()
関数を呼び出すことができます。
//Retrieves a dictionary of all app launch data params Dictionary<string, string> AppLaunchData = NowGGEventsSdkManager.Instance.GetAppLaunchDataDictionary();
参照 – GetAppLaunchDataDictionary() に関連する追加情報は、「参考資料」セクションにあります。
下記のように、プロパティ名と共にNowGGEventsSdkManager
のGetAppLaunchDataProperty()
関数を呼び出すことで、特定のアプリ起動データパラメータを取得することができます。
//Retrieves an app launch data property by name string property = NowGGEventsSdkManager.Instance.GetAppLaunchDataProperty("property_name");
参照– GetAppLaunchDataProperty() に関連する追加情報は、「参考資料」セクションにあります。
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ドキュメント改訂版 1.0