Events Module for Unity

Unity の now.gg イベント モジュールを使用すると、開発者は埋め込みゲームが実行されている Web サイトにアプリからコマンド/イベントを送信することで、now.gg クラウド上のアプリを簡単に制御できます。

下記手順でnow.ggイベントモジュールを実装します。

  • now.ggイベントモジュールをダウンロートしてインポートします
  • now.ggイベントモジュールを使用する

1. プラグインのダウンロードとインポート

now.ggイベントモジュールは Unityパッケージファイル- nowgg-events.unitypackageとして含まれています。

プラグインをUnityプロジェクトに追加

  1. now.ggイベントモジュールプラグイン for Unityの最新バージョンを含むパッケージをダウンロードします
  2. プラグインのダウンロードが完了したら、プロジェクトにインポートします
    手順:

    • 下記のようにAssets > Import Package > Custom Package.
    • ダウンロードしたパッケージ内のModules > Eventsディレクトリをブラウズ
      • nowgg-events.unitypackage ファイルを選択.
    • リストされたファイルをすべて選択して、Importをクリック.

注意

  • すべてのプラグインファイルがインポートされると、’NowGGSdk‘という名前のフォルダがプロジェクトに追加されます。このフォルダはAssetsフォルダのルートにあります。
  • now.ggイベントモジュールに関連するすべてのアセットが含まれているため、NowGGSdk フォルダを編集しないでください。

2. now.gg イベントモジュールの使用

now.gg イベントモジュールがインポートされると、コマンドとイベントをAndroidアプリやゲームに送信できるようになります。

実装の参考として、コマンドとイベントのサンプルをいくつか用意しました。

下記に示すようにNowGGEventsSdkManager クラスをイベントをトリガーするために使用することができます。

1. URLを開く

NowGGEventsSDKManagerクラスのOpenURL関数を呼ぶと、下記のように指定された URL を新しいブラウザウィンドウで開くことができます。

string url = "https://example.com";

 NowGGEventsSdkManager.Instance.OpenURL(url);

参照 OpenURL()に関連する追加情報は、「参考資料」セクションにあります。

2. HTMLページにイベントとデータを送信

必要なパラメータと共にNowGGEventsSDKManagerクラスのSendEventToBrowser関数を呼び出すことで、イベントとデータを HTML ページに送信し、そこで処理することができます。

a. HTMLページにイベントを送信する

string eventName = "test-event";
 string eventData = "test-data";

 NowGGEventsSdkManager.Instance.SendEventToBrowser(eventName, eventData);

参照 SendEventToBrowser()に関連する追加情報は、「参考資料」セクションにあります。

b. HTMLページでイベントを処理する

データがHTMLに送信されたら、下記のように、そこでデータを処理することができます。

const eventCallbackFunction = (event) => {
   console.log(event.eventName); // event1
   console.log(event.eventData); // eventData1
  
   // Perform event-based handling here
 }; 

3. Androidアプリへのイベントとデータの送信

now.gg Embed ModulesendEventToApp関数を、必要な引数と共に呼び出すことで、Androidアプリにイベントやデータを送信し、それを処理することができます。

a. Androidアプリへのイベント送信

sendEventToAppは、カスタムイベントと関連するデータをnow.gg Embed ModuleNowIfpインターフェイスを使用してアプリに送信します。以下の例をご覧ください:

const sendEventToApp = () => {
     const eventName = 'CustomEvent';
     const eventData = JSON.stringify({
         sample: 'case'
     });
     NowIfp.sendEventToApp(eventName, eventData);
 };

b. Androidアプリでのイベント処理

Androidアプリにデータが送信された後、次の手順を実装して処理できます:

1. イベントコールバックの宣言とリスナーの登録

受信イベントを処理するには、コールバック関数を定義し、それをNowGGEventsSdkManagerに登録します。これにより、イベントが発生したときにアプリが対応できるようになります。

 // イベントリスナーの登録
 NowGGEventsSdkManager.Instance.OnEventReceivedFromBrowser += OnEventReceived;

 // イベントシステムの初期化
 NowGGEventsSdkManager.Instance.InitializeEvents();
 
 // 受信イベントを処理するためのコールバック関数を定義
 private void OnEventReceived(String eventName, String eventData) {
     // eventNameとeventDataに基づいてアクションを実行
 }
2. イベントリスナーの解放

親アクティビティを破棄する際には、メモリリークや不要なコールバックを防ぐためにイベントリスナーを解放することが重要です。これは通常、アプリのOnDestroy()メソッドで行います。

NowGGEventsSdkManager.Instance.DestroyEventsReceiver();

注意: DestroyEventsReceiverメソッドはリスナーを登録解除し、関連リソースを解放します。


4. アプリ内でのアプリ起動データの取得

HTMLページからAndroidアプリに送信されたアプリ起動データを取得するには、以下の2つの方法があります。

a. ディクショナリを使用してすべての起動データパラメータを取得する

下記のようにNowGGEventsSdkManagerクラスの GetAppLaunchDataDictionary()関数を呼び出すことができます。

//Retrieves a dictionary of all app launch data params

 Dictionary<string, string> AppLaunchData = NowGGEventsSdkManager.Instance.GetAppLaunchDataDictionary(); 

参照 GetAppLaunchDataDictionary() に関連する追加情報は、「参考資料」セクションにあります。

b. プロパティ名を使用して特定の起動データパラメータを取得する

下記のように、プロパティ名と共にNowGGEventsSdkManagerGetAppLaunchDataProperty() 関数を呼び出すことで、特定のアプリ起動データパラメータを取得することができます。

//Retrieves an app launch data property by name

 string property = NowGGEventsSdkManager.Instance.GetAppLaunchDataProperty("property_name");
注意: プロパティが見つからない場合、空の文字列が返されます。

参照GetAppLaunchDataProperty() に関連する追加情報は、「参考資料」セクションにあります。

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